『インチャイルド』を学ぶ

先日、BYA高橋由紀さんのご紹介で、琉球大学のハン先生が提唱されている『インチャイルド』を学ぶ機会を頂戴しました。『すべての子どもは子どもの中に』ということで、現在は、発達障害などの子どもたちを区別して守るという考えですが、新たに、『人類の歴史の進化の中での通過点であり、障害ではなく社会課題だと捉え社会全体で取り組もう』という提唱でもあります。これは、ママたちにとっても未来の子どもたちにとっても人類にとっても希望です。

文明の進化により、私たちの足腰は弱くなりました。除菌のおかげで、寿命は伸びましたし、添加物のおかげで餓死も減りましたが、あちらこちらの漫然とした不調も増えました。そんな中、増えていると感じる発達障害の子どもたち。当事者だけの問題ではなく人類社会全体の問題です。

『できることを増やすのではなく、得意なことをより深く伸ばす子育てを。』お話しを聞いていると、素晴らしいくあたりまえの社会がはじまったように感じました。この価値観を未来にママたちの手で、届けられたらなんて素敵なことでしょう。ハン先生の研究チームに、ココロから感謝したいと想います。