欲しいもの(消費)の選択

オフィスのすぐそばに、ペルシャ絨毯のお店があるのですが、以前から気になっていて、ランチのおさんぽにでかけてみました。昔ながらの見事なペルシャ絨毯は、もちろんのこと、新しい作家さんの絨毯は、絵画のような美しさ。作家、染師、刺し子との共同作業だとうかがった。大きいものでは、二人掛かりで2年というものも。

展示販売されている丸石ビルディングも登録有形文化財でもあり現役のオフィスビルでもあります。こんなビルで暮らせたら、とっても素敵!どんどん新しいビルが完成を目指している日本橋ですが、古いものも、しっかり残っています。『温故知新』が実践されると『粋な文化』が生まれるようです。

文化を守りながら育める社会であるためには、やはり、私たちの暮らしの消費の選択に尽きます。私たちは、いつも『欲しいものを探してる』。欲しいものの感性を、未来に向ければ、社会はきっと変わるはず。なので、チルドリンのミッションは、NPO法人ですが『消費の選択』を筆頭に掲げました。私たちは、もはや、何ひとつ自分で作ることはできません。衣食住のすべてを『お店で買い』ます。なので、生産者を製造会社をメーカーを流通を頼るしかありません。その目を養い、その選択を誤らないように。チルドリンの活動は、みんなで情報を持ち寄り学び、審美眼をみがく活動ということになります。