子どもたちに贈る『備えある社会』

これから30年の間に、東京で震災の起こる確率は70%と予測されています。3.11では宮城県に避難所が500箇所といわれ、関東を想定した直下型地震が起こると1000箇所では効かないだろうと予測されているようです。

先日、レジリエンスジャパン推進協議会で「災害時総合感染症対策におけるリスクコミュニケーション検討WG」がスタートしました。人類の震災被害を少なくするために、国家への意見書を産学官での大所帯で考えていきます。災害には、叡智の結集が必要です。飛沫の可視化、飛沫を防ぐマスク、抗菌ダンボールなど、素晴らしい技術が加速して商品化もされています。あとは、私たちの地域の助け合いのチカラを取り戻せば、恐怖はグッと和らぐと感じます。なぜならば、有事の際に、被災者全員が、ただ待っているだけでは復興は遅れるばかりです。元気な人は、率先してボランティアや専門家の人たちと動いてこそ、その地域らしい復興になると想います。その震災の時、私は、もうこの世にはいないかもしれません、孫がたくさんいるかもしれません。私たち自身は、どんな状況かはわかりませんが、子どもたちの未来が『備えある社会』であるために、今、地域のママたちでできることを、できる精一杯のチカラで一緒に取組んでいきたいと想います。