災害バイオハザード

幹事団体を務めるレジリエンスジャパン推進協議会が主催する「災害バイオハザード下における感染症対策と平時への応用」フォーラムに専門家の先生方とご一緒に、市民側として登壇させていただき、災害時の感染症の恐ろしさをあらためて理解しました。

免疫も落ちている上に、衛生環境が悪いということが、細菌、カビなどが身体を蝕み、長年にわたり菌を保有してしまうそうです。また、今日、学べたことのもうひとつにDMAT、JMAT、感染症専門医の先生方は、総力を上げ熱意をもって災害に立ち向かってくださっているということです。国家の中枢のみなさんは、これからあちらこちらで地震などによる災害が起こることを想定されて体制を組んでくださっています。

では、災害は、どこで起こるのでしょうか?そう、私たちのそれぞれ地域で起こります。有事の際の平時の備えは、誰よりも『ワタシ』がしなくてはいけないことではないでしょうか。そして、何よりも有事の際は『一丸』になることです。バラバラで動いては、リスクが増すばかりだということを知りました。そのためには、平時の際からの信頼関係の構築とコミュニケーションが必要です。私たちは、自由です。その上に、国家の一員でもあることを認識し、みながチカラを合わせることができなければ、この地震大国日本を守ることはできません。ましてや子どもたちの未来を育むことなど、到底無理なことになってしまいます。東北大学の賀来先生がおっしゃいました『ソーシャルコミュニティこそが、最高の災害バイオハザードの対策』だと。

チルドリンの防災もまさに、『支え合うココロを育むことこそ、もっとも有益な防災』だと捉えています。なぜならば、窮地を乗り越えるためには『愛』が必要だと想うからです。

12/15 国土強靱化シンポジウム